大手ショッピングモールの販売手数料の裏事情!

大手ショッピングモールの楽天市場やYahoo!ショッピングなどをご利用されたことがある方は、たくさんいらっしゃるかと思います。
ほしい商品も簡単に探せて、購入も手軽で便利ですし、何と言っても安心感があります。
私たちがショッピングモール内にあるお店でお買い物をしたときは、商品の代金と送料のみしか気になりませんが、販売側は、売上金額に応じて、ショッピングモール運営者に販売手数料を支払わなくてはいけないのです。
楽天市場の場合、売上金額の5%
Yahoo!ショッピングの場合、売上金額の4.5%
これらのパーセンテージは出店プランや売上高によって異なりますが、売上に応じて課金されているのです。
ちなみに、もし電話で直接購入すれば、販売店側はこの手数料を支払う必要がありませんので、直接ショップに電話をして、値引き交渉をしてみるのもいいかもしれませんね。

ネットショップで販売されている商品の原価は?
最近では、インターネット上のショップも多くあります。
有名な企業のお店はもちろんのこと、レアな商品を取り扱っているお店や、手作り品を取り扱っているお店など、探せば探すだけ見つかります。
インターネット上のショップであれば、店舗を構える必要もなく、無駄な経費もかからず、さぞかし儲かっているんだろー。
と思った大間違いです。
実はネットショップはネットショップなりに経費がかかるのです。
例えば1万円の椅子が販売されていたとします。
 ●5000円-商品の仕入れ原価
 ● 500円-送料
  (宅配便業者と契約をすれば400円程度になることも)
 ● 500円-ショッピングモール手数料
  (モールに出店している場合に売上に応じて出店者に課金されます)
 ● 400円-クレジットカード決済手数料
  (クレジットカードで決済した場合、売上の2~5%の手数料が課金)
  (代金引換配送の場合も、このくらいの経費がかかります)
 ● 100円-梱包費
  (段ボールやエアーパッキンなどの費用)

以上で、残る利益額は3500円程度です。
1万円のモノが売れても、残るのはこのくらいです。
この3500円の中からレンタルサーバー代金や人件費を払うので、ある程度の数量が出ないと、なかなか潤沢に利益を上げるということはできないのです。


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