2つのコップを用意し、1つのコップの飲み口を下にして逆さに立てます。
そしてその上に丸めた紙を置いておき、もう1つのコップを丸めた紙を置い たコップの上からかぶせ、すぐにコップを上に上げると、さっきまでコップの上にあったはずの丸めた紙がなくなってしまい、そして置いておいたコップの中を 開けると、その中に丸めた紙が移動しているというマジックです。
用意するものはコップ2つ。
紙でも陶器物でも構いませんが、中が透けていないものを用意します。
丸めた紙も2つ用意します。
これはちり紙でもチロルチョコでも、何でも構いません。
下準備は次のとおりです。
1.あらかじめ、逆さにするコップの中に丸めた紙を入れておきます。
2.そしてもう一つの丸めた紙を逆さにしたコップの上に置きます。
3.かぶせる側のコップの底に目立たないように両面テープを貼る。
つまり、タネは簡単で、コップをかぶせることにより、かぶせた側の方の底についている両面テープに、コップの上に乗せた紙がくっついていってしまうだけです。
そして逆さにしてあるコップを上げれば、もともと置いてあった丸めた紙があるだけです。
ごく当たり前の流れで単純ではありますが、知らない人が見ると、本当に移動したように見えてしまうのです。