朝のだるさを一発で解消する裏ワザ!8件

起き抜けに”お尻パンパン”
朝は疲労感を覚えることなく、睡眠がたっぷりとれたと思えるように目覚めたい。た とえ自己暗示であれ、精神的に満ち足りた眠りなら、疲れは吹き飛ぶものです。ただ、起きた瞬間にそれを考えられるほど脳は働いてくれない。とにかく脳に、 起きたと言う指令、これから1日が始まると言う合図を送ってあげましょう。それにはお尻から始めます。お尻への刺激は、骨盤を通って頭蓋骨まで一直線に伝 わるからです。まず布団の中でうつ伏せになります。次に握りこぶしでお尻をパンパンと叩くだけ。衝撃が脳に伝われば、自律神経の働きやバランスもよくなっ て、全身に力がみなぎってきます。脳も「あ~あ、よく寝た!」と満足してくれます。

寝たままの”げんこつ療法”
起 きなければならないことは解かっていてる。目は覚めているのだが、どうにも体が言う事を聞いてくれない。そんな朝もときにはあります。前日に力仕事をして 筋肉痛、と言ったような原因があるわけではない。ただなんとなく起きられない。これは、自律神経が、朝を迎えてもまだ眠っているからです。おそらく「もっ と寝て溜まっている疲れをとりたい」と、声なき声で訴えているのでしょう。だから体に「朝ですよ」と教えて目覚めさせてあげましょう。
背骨の両側 に、自律神経を刺激するツボがあるので、そこをこぶしで押します。寝たままげんこつをつくった手を背中に回して、腰を浮かせて背骨の両側に置き、そのまま 腰を落として体重をかける。自分の体重が自然にツボを押してくれると言う訳です。起き上がってから、もしパートナーがいれば、もう一度人の手を借りてツボ を刺激してもらうと更に効果アップです。

いつもと逆の手で歯磨き
「おやすみなさい」の前の歯 磨きが、もう待ちきれなくて、ブラシを握ったままコックリ、コックリ。昼間たっぷり遊んだ子供はこんな事が起ります。大人にもこの現象は起るようです。朝 の歯磨きで、ブラシを持ってもまだコックリ、コックリ。疲れて重い体は、またベットへ戻りたいと誘惑しているのです。社会生活を営むことの大切さを知って いるはずの脳が、これにつられてはいけない。目覚めよ、そして働けと、体に命じなければならない。そこで歯ブラシを持つ手を、いつもの利き手から逆に持ち 替えてみる。こうすると、普段とは違った手を動かすために、使い慣れていない筋肉を意識しなければならないから、右脳と左脳がバランスよく働くようにな り、脳全体が活性化します。歯磨きを終える頃には、次に何をし、体をどう動かせばいいか、ちゃんと指令を出せる脳になっているはずです。

手のひらの”もみ手”で元気に
青 竹踏みは簡単で場所もとらず、一番手軽な健康法で疲れもとれます。今では青竹を模した樹脂製品があり、100円ショップでも手に入るから、健康グッズとし てはリーズナブルです。これは足の裏全体にあるツボを刺激すれば、人間本来の自然治癒力が高まり、結果的に体調が戻り、健康も守れると言う効果を利用した ものです。ならば、足の裏と同じようにツボがあちこちにある手だって、刺激すれば健康を保つ効果があるはずです。もちろん疲れもやわらぐでしょう。
特別なグッズはいりません。自分の手を使うだけです。右の手が左の、左の手が右の、お互いを刺激しあう道具になります。手のひらをこすり合わせる、もみ手をするようにして、親指であちこちを押す。これだけで十分です。
起きがけは、血液の循環が悪くなって、毛細血管の働きも鈍っています。起きてすぐこの手のひらマッサージをすれば、血液の循環もよくなり、体の目覚めの助けにもなります。

指そらし”で翌朝スッキリ
手 のひらのツボは色々な治療法で紹介されていますが、指にも同じようにツボ治療の効果があります。専門的には、指1本1本のツボが、それぞれ内臓と直結して いるとか、手の甲と手のひら側とでまた違うなどと、いろいろ細かい区別はあります。ただ、疲労回復に用いるなら、全身チェックと心得て、1回で全身に効果 のある方法が便利ですよね。それが指そらしなんです。手の甲を上にして前に出し、反対の手で指をつまんで1本ずつ順に起こしていく。つまり甲の方へ指をそ らしてやるのです。ときには、手のひらを上にして、指を下に向け、押すようにそらしてもOKです。これをお休み前の指体操のつもりでつづれば、全身の頑固 な疲労も、やがて薄れて翌朝もスッキリするはずです。

土踏まずにニンニク湿布
その日の疲れ が、その夜の睡眠でとれれば、何か病気でもない限り翌朝目覚めが辛いということはないはずです。きっと朝の体のだるさは、前日の疲れが残っているせいで しょう。それは全身の倦怠感だったり、デスクワークによる肩こりや、歩き疲れだったり・・・。そのどれにも効果のある回復法で、前日からの体の疲れを断ち 切りましょう。人間の体の調子をコントロールするツボが、足の裏にそろっていることはよく知られています。東洋医学に基づくもので、イボイボのついた足形 の踏み板などはそれを利用したもの。でもそんなものがなくても、キッチンの隅に転がっているニンニク1かけがツボ刺激の役に立ちます。5グラム程度をすり つぶすか、おろし金でおろし、小麦粉5グラムと混ぜ合わせる。それを塗ったガーゼを足の裏に貼って上から靴を履く。ただし、ニンニクの臭いが気になる人は この方法は休日に。

“ペパーミントオイルをサッと嗅ぐ
アロマテラピーというと、植物から抽 出した精油(エッセンシャルオイル)を温めて香りを立てるというので、どうも夜のリラックスタイム、安眠のためにいいと思い込んではいないでしょうか?精 油を温めるのに、ロウソクや小さなランプが使われることが多いので、夜のイメージになってしまうかもしれませんが、精油をアルコールで薄めて、目覚めをよ くするために使うこともあります。コットンやティッシュにオイルをほんの1滴だけ垂らして、香りを漂わせるだけでいいのです。安眠効果のあるオイルもあれ ば逆に、目覚めをさわやかにしてくれるものもあります。清涼感で気分スッキリ、朝の気分にふさわしいというオイルは、やっぱりペパーミントです。精油の染 み込んだコットンやティシュをさっと嗅ぐだけでOKです。

起きたら即カーテンを開ける
人間の 持つ体温時計の1日のサイクルと、地球が太陽の周囲を巡るのにかかる時間から割り出した「1日は24時間」という数字は、ほんの少しですがずれがありま す。実際に、人間を外の気配がわからない部屋に閉じ込めて、体で感じるままに日を送らせると、実際の時間とずれてくると言う実験結果が出たこともありま す。そんな体内時計を修正し、時刻合わせをしてくれるのが、実は太陽。人は日光を浴びる事で、「朝が来た」と脳が認識して、体を活動させる態勢にはいるわ けです。ところで、人が眠たくなるのは、睡眠促進効果のあるホルモンの「メラトニン」が分泌されるからです。メラトニンは太陽が苦手で、ニンニクに出会っ たドラキュラのように、あわてて逃げ出します。メラトニン退治には、太陽が欠かせません。ベットから出ても疲労感から脱しきれていないと思える朝は、カー テンを開け、おひさまの光をあびましょう。ガラス越しでも効果は変らないから冬でも大丈夫です。


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