はたきでほこりを落としてから水拭き
ビニールクロスの壁の掃除は、まずはたきでホコリをしっかり落とします。手が届かない高い場所はペーパーモップを使うと便利。その後、固く絞った布で水拭きを。
汚れが目立つ場所は、薄めた住宅用洗剤をつけたスポンジでこすり洗いをし、水拭き→乾拭きをして仕上げて。水に濡らさないほうがいい布壁や紙壁は、乾拭きが原則。どうしても水ぶきをする場合は、固く絞った布でたまに拭く程度にしておきましょう。
タバコのヤニには、酢水をスプレー
タバコのヤニで黄ばんでしまった壁は、酢水を使ってきれいにします。スプレー容器に水8:2酢水の割合で酢水を作り、壁に散布。乾いた布で黄ばみを落としながらふき取っていきます。酢のにおいが気になるという人は、酢水にお好みのエッセンシャルオイルを数滴くわえるといいでしょう。黄ばみ汚れがまばらにならないよう、縦横と均等に汚れをふき取っていくのがコツ。
スイッチ廻りの汚れはクレンザーで
手あかとホコリが蓄積して、薄黒くなってしまったスイッチ廻りは、クリームクレンザと布で落とします。布で落ちない場合は、クレンザーを少しつけた歯ブラシでこすり洗いをしましょう。
水拭きをして、洗剤を落としたら、乾拭きをして完了です。プレートの汚れは住宅用洗剤でふき取りましょう。
両面テープの跡は温めて取る
ビニールクロスの壁紙をはがすと、両面テープの接着面が汚く残ってしまうことがあります。こんなときは、汚れた部分に濡れた布を当て、上からアイロンで温め、接着部分を浮きあがらせて汚れ落としを。後は、クリームクレンザーか住宅用洗剤でこすり洗いをして、水拭で仕上げればOK!熱に弱い壁もあるので、アイロンの温度は低めに設定し、長時間温めないよう注意が必要。アイロンの代わりにドライヤーを使い、壁から20cmほど離して温める方法もいいでしょう。