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ガソリンの給油の量をちょっと多くする裏ワザ!

物質は暖かくなると大きくなり、寒くなると小さく引き締まります。
ガソリンの容積が、温度が低いときは小さいが、温度が高くなると大きくなることを熱膨張と言います。この性質を利用すると、ガソリン代がお得になるのです。
気温の低い朝方に給油すれば、ガソリンは引き締まって小さくなっています。これが、気温の高い日中になれば大きくなります。つまり、朝イチに給油すれば増える分だけお得なのです。ガソリンスタンドのタンクは地中に埋まっていますから、実際には地中の温度が関係します。気温が低いと思う夜でも、気温が高い日中に暖められた地面の温度は簡単には下がりませんから、やはりいいのは朝イチなのです。
仮に50リッターの給油を必要とする場合を考えると、気温10度の時と気温25度の時に給油するのでは0.7リッター程度もの差が出ます。リッターあたり100円として計算すると、1回の給油で70円もの違いが出るのです。
なお低い温度で満タンに給油して、日中に膨張して圧力が大きくなっても、ガソリンタンクのキャップはその位の圧力には十分耐えられますから大丈夫。


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