革製品を持つ上で、気をつけなければならないのは水と湿気です。革製品を買ったらすぐクリ-ムを塗り、防水スプレ-をかけておくとしみになりにくく、長持ちします。
使用しなくても、時々陰干しをしてあげてカビが発生しないように、こまめなお手入れが必要です。梅雨時期、夏場など湿気の多い季節は要注意。季節ごとに時期を決めて、クリームを塗るなどの手入れが大切です。
◆保管方法
長期間ご使用にならない時は、風通しの良い日陰に吊るしておくのがベスト。湿気は厳禁、カビのもとです。ブーツやグローブは新聞紙などを中に突っ込んでおくと良いでしょう。
完全に乾いたら、革製品専用のオイルやワックスなどを塗り込み、湿気の少ない風通しの良い所で保管して下さい。
◆厳禁な事
雨や水に濡れると革がガピガピになります。湿気の多いクローゼットなどに、ビニールをかけて保管するなんてもってのほか。すぐカビが生えてしまいます
◆普段の手入れ
表面の埃や汚れを落とし、柔らかいタオルで磨いておく。
◆念入りなお手入れ
1)表面のホコリや汚れをはたきおとします
2)歯ブラシなどでファスナーやポケットないのごみを吐き出します
3)柔らかい布で全体を磨きます
4)ミンクオイルを布になじませ、その布で革を拭きます
5)まんべんなく薄くのばします
◆雨に濡れたら
1)タオルで水分を叩くようにして取る。
2)風通しの良い日陰で干す。
3)乾いたら革専用のオイルをまんべんなく塗る。
◆カビが生えたら
1)ごく少量の中性洗剤を薄めた液を用意する。
2)その液に布を浸し、硬く絞る。
3)カビの部分をこすり落とします。
4)きれいに落ちたら、乾いた布で革を磨きます 。
◆しみがついた、色が落ちたら
色を染めなおしてくれるクリーニング屋さんもあるようです。
◆革が固くなったら
ミンクオイルを塗って、もんでみましょう。