器用とか要領がイイって言われる方のポイントは、知識とセンスだと思います。
例えば順序。
同じモノを仕上げるにしても、「こっちを先にやった方が、絶対に効率が良い!」っていうコトがあるでしょ?
同じ様に、物事の判断でも、係長⇒課長⇒部長って、決裁を貰うより、いきなり部長に決裁を貰う方が、手っ取り早いし、課長や係長も、その方が喜ぶ場合も少なくないです。
でも逆に、人や状況によっては、そういう手続きの順序を重視しないといけない場合も有ります。
あるいは、誰が考えても、コッチを先にした方が、効率がイイのに、アッチを先にやってる様な場合は、何か他に理由があるんです。
そのあたりを適切に判断し、『最適』な順番で物事を進めるのが、要領がイイってコトだと思います。
適切に判断するには、判断するための知識が必要で、これは勉強するしか有りません。
その知識を最大間に有効活用するのがセンスです。
センスは、人とコミュニケーションしたりして、磨き上げて行くんですヨ。
知識を得るにもセンスを磨くのにも効果があるのは、読書や、優れた人格と交流することです。
ローマは一日にしてならず。
誰もが生まれつき器用とか要領が良いワケじゃないです。
役に立ちそうな良書は片っ端から読み、自分より優れていると思う人と触れ合うことが、遠回りみたいですが、一番の近道だと思います。
それと、下から見上げてばかりじゃダメ。
「もし自分が上司なら」的な考え方をしてみるコトです。