新幹線をもっと快適に利用する方法!

【特別な個室に乗る】
新幹線には、11号車に特別な個室があります。
この個室は、予約ができる訳ではなく、基本的には体調を崩した方や、一般の座席に座るのに困難な人などに利用される部屋です。
その他、正当な理由があれば、この個室は一般の人でも利用できるのです。
それでは上記のような例の他に、どのような「正当な理由」があるかというと、例えば、酔っぱらってしまって気持ち悪い場合や、また周りの人がうるさいとか、いびきがうるさいとか、そのような理由を車掌さんに申し出れば、個室を利用できることがあるのです。
室内は、空調設備はもちろんのこと、ベッドにもすることができるので、寝ながらワンランク上の旅が楽しめてしまいます。

【指定席の座席を移動する】
指定席で座った座席が、たまたま周囲がうるさかったり、落ち着かない座席だった場合、座席を移動したいと考えることはあるかと思いますが、指定席なので、移動できないと思っていたら大間違い。
電車が動き出してからでも、車掌さんにお願いすれば、臨機応変に座席の移動を許してくれるときがあるのです。
もちろんそれなりの移動したい事情が必要ですが、実は、新幹線には、進行方向の一番後ろの座席、つまり車両の一番後ろの座席を「車掌持ち」として、空席にさせていることがあるのです。
つまり突然の座席故障やダブルブッキングなどがあった場合に、予備として、車掌の裁量で座らせることができる座席を予め空けてあるのです。
また車両内が比較的空いているような場合、指定席であっても意外に空いている席に勝手に移動していることが多いと思いますが、車両の一番後ろの座席であれば、途中駅で乗客が乗ってくる可能性は低いのです。


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