気分が落ち込んで、どうしても元気になれない、そんな時は考え方が後ろ向きになり、思わず口に出てくるのも「もうイヤだ」「どうして僕はこんな人間なんだろう」などとマイナスな言葉ばかりだ。
しかしこんな時は逆に無理をしてでも前向きな言葉を口にしてみる。すると、少しずつ気分が晴れて、いつの間にか本当に前向きな気持ちになれるはずだ。
後ろ向きになって意欲を失っている自分を慰めて元気づけるためには、わざと快活で気分がいいように振る舞い、明るい言葉を口にするのが一番だというのは、心理学者らも提唱していることだ。
言葉を声に出して発することは、人間の気分と肉体に大きな影響を与える。落ち込んでいる時に「さあ、がんばれ」「これくらいで負ける人間じゃないぞ」などと自分を応援すると、心が高揚してきて、体も生き生きしてくる。