夏休みの後半に入ると、海水浴ではクラゲの危険が増しますね。腔腸動物にとっては身を守る手段なのだが、刺胞を刺して有毒物質を敵に注入するのだ。
もしクラゲに刺されたら、こすったりしないですぐ洗ったほうがいいが、そのときは真水だとかえって毒の侵入を促すことになりますので、海水で傷を洗ってから手当をしましょう。
さらにトゲのようなものが刺さってままのときは、それをうっかり素手で取ろうとして、その手も傷つけてしまうこともあるから注意してください。かぶっているゴムキャップなどを使うのもいいです。
消毒剤があればベストだが、ないときは食酢に30秒ほどつけておくと応急処置になります。
また、クラゲのシーズンに海に行くなら、抗ヒスタミン剤を用意しておくと安心です。