混雑した駅や街中で公衆電話や携帯で話し中の人はよく見かけますが、周りの騒音がうるさくて、自分の声がついつい大きくなっている人をよく見かけます。
そして話しをするときは、受話器の送信口を押さえて話しをしています。
でもこれってちゃんと理屈にかなっているんですね。
基本的に公衆電話の場合、周囲3メートル、携帯の場合、周囲4メートル程度の音を拾うといいます。そうすると雑音まで拾ってしまい、相手の声が聞き取りにくくなります。
そうすると人は必然的に受話器の送信口を押さえますが、たしかに聞こえはよくなりますね。いったいどういうことなんでしょうか。
通常電話では、送話口から入った騒音が自分にも聞こえてしまいます。
そこでその送話口をふさぐことにより、自分で聞くときの雑音が軽減されます。
そして話す場合は、送話口の周りからの騒音が少しでも入らないように手で囲むことにより、それだけでも結構相手には聞こえ方が変わってきます。
よく見られる片耳をふさぐ行為や、前屈みに丸まって話すことは逆に聞こえづらくなってしまいますので注意しましょう。