自動車保険には等級というものがあります。
1級から20級まであり、数が多くなるほど保険会社によって違いはありますが割引率も大きくなってゆきます。
その結果保険料が安くなります。
この割引される金額は他の割引制度よりもかなり大きいので、節約効果大となるでしょう。
新規契約時は6級からスタートし10パーセント位の割引率です。
一年間事故がなく保険金の支払いがなかった場合、7等級に上がり20パーセント位の割引率になります。
さらに一年間無事故で過ごしたら、8等級に上がるため割引率も上がり30パーセント位となります。
このように保険の支払いがないと等級は上がってゆき、最高で20等級になります。
その最高割引率は60パーセント位です。
そうなると自動車保険料は最初の半額いじょう下がることになります。
安全運転を続ければ続けるほど保険料は安くなるのです。
しかし反対に事故を起こしてしまうと等級数は一度に3つ下がります。
当然、割引率も下がり4等級で0パーセント、つまり新規契約時より10パーセントも高くなってしまいます。
さらに等級数が下がると同じく保険料が割り増しされていくのです。
また1~3等級にまで下がると契約自体ができなくなりますので、もし事故を起こしてしまったら自賠責保険を超えた分は全額負担となってしまい、節約どころではなくなってしまうのです。
そうならないように、くれぐれも安全運転を心がけましょう。
順調に等級が上がっていくと、年間数万円も節約することができるのです。
だれでも事故を起こしたくはありません。
しかし万が一事故を起こしてしまった場合に備え、自動車保険に加入しましょう。
その上、安全運転を徹底することで節約につなげてゆけば安全と節約の両方が手に入ります。