命を守るエアバッグは新車には殆ど取り付けられています。
実はこのエアバッグ、日本人が開発したのです。
生存率の低い飛行機事故でなんとか助ける方法はないかと発明したらしいです。
しかし、その当時の日本では相手にされず、開発した日本人はその後生活苦から心中してしまいました。
その後アメリカでエアバッグが研究開発され、現在のように広く普及したのです。
車だけでなくバイクにも取り付けられているくらいです。
もっともバイク用はジャケットやベストになっており、「着る」といったほうが近いでしょう。
運転席にはハンドル内にエアバッグがセットされています。
助手席にはダッシュボードの上にセットされています。
運転席・助手席の両方にエアバッグがセットされていることをデュアルエアバッグといいます。
後部座席にもエアバッグがセットしてある車も最近増えてきました。
これらのエアバッグによって衝突で強い衝撃を受けても、車に乗っている人はケガをしにくくなります。
それで搭乗者傷害保険や人身傷害保険の保険料が割引されるのです。
その割引率は10パーセントから15パーセントと比較的高いです。
もちろんエアバッグの数によりこの割引率が違ってきます。
最近9個のエアバッグをセットした外車が発表されましたが、保険料がかなり割引されるかもしれませんね。
このように事故を起こす率が低ければ低いほど、自動車保険料の割引率はアップしていきます。
ただし保険会社でその割引率に違いがありますので、よく比較して契約する保険を選びましょう。