よくテレビのコマーシャルでマネキンが乗った車が衝突するシーンが流れていますよね。
自動車メーカーのコマーシャルですごい勢いで衝突したのに、運転席のマネキンは無傷のようです。
大きな事故をしてもケガをしにくい構造に作られた車が最近とても多くなりました。
この構造は車体の前後や周りに衝撃吸収構造、別名クラッシャブルを採用しており、衝突安全ボディという名で世間に浸透しています。
コマーシャルなどで自動車メーカーによって紹介されていますので、聞いたことがある方も多いでしょう。
ホンダはG-CONまたは全方位衝突安全設計ボディと呼んでいます。
トヨタはGOAボディです。
アリスト・セルシオ・クラウンなどが当てはまります。
日産はゾーンボディ、FLプラットボディ、FMプラットボディなどと呼んでいます。
プレジデント・セドリック・シーマなどに最初取り付けられていました。
ダイハツはTAFと、その名称はバラバラです。
昔から頑丈な高級車として有名なメルセデスベンツやボルボは1950年代からこの構造を研究・導入しており、やっと日本も追いついてきたというわけなのです。
その結果、国内では高級車ばかりでなく多くの車に導入されてきています。
トヨタのスターレットを皮切りに、軽自動車にも装備されてきました。
このクラッシャブルがある車はより安全で、運転者や同乗者をケガから守ります。
それでこの安全ボディ割引ができたのです。
その内容は搭乗者傷害保険と人身傷害保険の約10パーセント値引です。
10パーセントですが、他の等級や年齢条件などの割引と組み合わせたて考えてみてください。
かなりの保険料が節約できるはずです。