エアコンの電気代節約方法はいろいろ言われています。
例えばフィルターをこまめに掃除するとか、夏場であれば温度設定を数度上げるとか、冬場であれば温度設定を数度下げるとかカーテンを閉めるとか。しかしこれらはごく当たり前のこと。
そこであまり一般的には知られていないもので簡単な節約方法をご紹介します。
まず冷房。もちろんフィルターの掃除も電気代を5%程度節約する効果がありますが、もっと簡単にさらに5%~8%程度の電気代を節約する方法があります。それはエアコンの室外機にちょっとした細工をするだけです。皆さんの家にあるエアコンの室外機の状況を見てみてください。もし室外機の位置が直射日光が当たってしまうような場所に置いてあると、冷房効率は下がります。
例えばマンションやアパートなどは直射日光が当たってしまうことが多いようです。そこで室外機の上にベニヤ板や傘などで、直射日光を当たらないようにしてあげます。また風通しが悪い場所に室外機があると冷房効率が下がります。そこで風が通るように工夫をしてみましょう。
これだけで今年の夏場はエアコンの電気代5%くらい節約できると思います。
そして冬場。寒い日などはなかなか室内温度が上がらず、設定温度を上げてまったりすることもあるかと思いますが、もし設定温度を上げるようであれば、逆に設定温度を下げて、夏場に使っていた扇風機を天井に向けてつけましょう。これだけで体感温度は断然上がります。基本的に暖かい空気は天井に集まります。お風呂などでもよくありますが、上が熱くて下が冷たい現象に似ています。ようは空気をかき混ぜてあげる必要があるのです。
扇風機は冷気を出す家電製品ではなく、ただ単に風を送る機械であり、電気代はとても低く、エアコンの設定温度を変更するよりは節約になります。