正座のコツは、力をぬくことです。
そのためにはこまかいポジショニングが必要です。
ただからだが固いと(柔軟性ではなく、身体がやわらかく使えているか、しなやかさがあるか)それ自体無理です。
まずは骨盤をしっかり起こしてやや全体的に前傾で座ること(上体の重さが分散する分、時間も持ちます)、あとは無理をせず、時々つま先だけ起こして座る等工夫することです。
長時間座りやすい正座
一度正座の姿勢から膝立ちになります。
これである程度骨盤も起きます。
そのときの骨盤を含めた上体の角度はキープしてお尻をおろしていきます。
さらに肩が一番上下しやすい、動かしやすい上体の角度に微調整します。
よほどしなやかに身体が使える人以外、横から見て3角形、やや前傾になることが多いでしょう。
正座は、心の安定・精神の集中などの効果はありますが足の血行が悪くなったり、膝を痛めたりしてしまうので、長時間の正座はやらない方が良いようです。
ですので長い時間正座をする場合は頭の中の煩悩(ぼんのう)を消し去る。 つまり集中も大切です。 そしてもう一つが「馴れ」ですね。