サラ金広告の中で最初に目に付くのは宣伝文句ではないでしょうか?
「お金の悩み、当社が解決します」
「他社より安い金利で楽々返済」
「職業、年齢一切問いません」
いかにも誰でもしかも簡単に借りれるように思わせがちですが本当に信用できるのでしょうか?
業者もバカでは有りません。
誰にでもいくらでも低金利で貸してくれるところなどちょっと考えれば無いと言う事はすぐに解ります。
おいしい文句は大抵は客寄せに過ぎません。
例えば「独自審査」を唄ってると、「うちの審査は手軽で迅速、誰でもOK」と言う印象を受けますが、実際はどのサラ金も質問される内容に大差は有りません。
最低でも自宅、勤務先、親の連絡先などは押さえられるものです。
広告に「人権重視」とあるのは何も特別な事ではなく、ブラックの人でも場合によっては貸しますよ。といった意味でしかありません。
「他店で断られた方」と言うのもほとんど同じ意味です。「50万までOK」と言うのは大蔵省が通達している無担保・保証人不要の場合の限度額が50万(または年収の10%以内)であり、審査で下げられる事は有っても上がる事は無いと言う事です。
また「年率18%~40%(遅延同率)」と有っても金利は40%ありえると思わなければなりません。
遅延同率というのは返済が遅れても利息は増やしませんという意味ですが、逆に言えば、法定金利の40,004%以内ならどんな率も設定出来るということになる訳です。
自由返済60回もほとんど同じ意味です。「スピード融資」とか「即日融資」というのもおなじみ文句ですが、サラ金が審査したその日に融資するのは何も珍しい事では有りません。
「クレジットカードお持ちの方歓迎」とあるのは買い取り屋の可能性が高いですので寄り付かない方がいいでしょう。
カードを使って買い物をさせ、それを買い取ると言うシステムに乗せられる可能性が有ります。「借金一本化」といった感じの文句が有ったら更に要注意、魅力的ですが悪質な整理屋の可能性が有り、引っかかると確実に地獄を見ます。


chamu222