どこへ行っても親切な店員さんはいるものです。
しかし親切だからといって、本当に消費者にとって親切であるとは限りません。
店員さんも仕事ですし、親切にお店側が売りたいモノを売るのが仕事です。
利益率が高いもの、在庫がかさばっているもの、何も知らない無知の消費者は、こういった商品をつかまされてしまうこともしばしばあります。
つまり店員がおすすめするからといって、鵜呑みにしてしまうのも禁物なのです。
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また仮にそのお店の制服・コスチュームを着ているからといっても、そのお店の店員であるとも限りません。
デパートや家電量販店では、特に派遣社員の割合が多くなっています。
派遣社員、つまりメーカーから売り場に派遣された販売員で、特定のメーカーの商品を売るが為に、お店に派遣されています。
特に派遣社員の比率が高いのは、携帯電話、パソコンプリンター、ADSL、デジカメ、ビデオカメラなどです。
例えば、もしあなたが携帯電話を何もしらずに買いに行ったとすれば、あなたを捕まえた「派遣社員」の話術で、ある程度頑固な意志がない限り、もう自動的に買う物は決まってしまうのです。
そうなんです。
実は携帯電話の販売員は派遣社員であることが多く、ドコモやauなどと、どこかのメーカーに属しています。
声を掛けられた店員は、どこかのメーカーの派遣であれば、そのメーカーの携帯電話を薦めてくるはずです。
つまり、その派遣社員が薦めるだけで、本当にあなたにとってお勧めなのかは別の話になりますし、中立的な立場からでの判断ではないということになります。
お店にいる販売員を大きく分けると2つに分類されます。
まずはそこの会社の社員、つまりコジマ電器であればコジマ電器の社員。
そしてもう一つがメーカーから派遣されている派遣社員です。
そしてどちらの社員が良心的かと言うと、やはり会社の社員の方になるかと思います。
派遣社員というのは、メーカーから派遣されていて、給料もメーカーから出ています。
例えば、A電器店でパソコンのプリンターを販売している店員がいたとします。
プリンターのメーカーはエプソンやキャノンなどとありますが、例えばエプソンの派遣社員であれば、できるだけエプソンのプリンターを売るのが仕事すから、例えばキャノンを買いに来たお客さんをうまく言い回し、エプソンを薦めてきます。
普通に見ればA電器店の制服を着て働いているので、A電器店から給料をもらっているようにも思えますが、給料はエプソンから出ていて、A電器店は売り場を提供しているだけなのです。
つまり結論は派遣社員はおすすめに偏りがあるということです。
ただ実際にはこの2つの社員を見分けることは難しいかと思います。
というよりは、派遣社員はお客さんにそれがバレたらプロ失格ですからね。
皆さんが話をする中から判断するしかないのです。
また派遣社員の見分け方としては、名札があります。
例えばビックカメラの場合、派遣があるシールが名札に付いているはずです。
これらを踏まえてこれらかは電器店に行ってみましょう。
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