ちょっとした工夫で漢字が覚えられる裏技!

漢字の「読み」は出来ても、「書き」が苦手な人が多いですね。私も漢字を覚えるのが苦手です。今回は、ちょっとした工夫で漢字が覚えられる裏技をお教えします。

ただ、定期テストなど、出題される漢字がある程度分かっている場合にしか使えませんのでわかってね。

どうするのかというと、まず、漢字というのは、いろんな「へん」や「つくり」の組み合わせで構成されている場合が多いですね。例えば「線」という漢字は「糸」と「白」と「水」の組み合わせです。

そこでまず、覚えたい漢字を構成している「へん」や「つくり」などのパーツ(?)の中で自分が一番気になるものを一つ丸で囲んでみて下さい。

例えば「基礎」という語の場合、「基」という漢字の中の「土」に○を、「礎」という漢字の場合「石」に○を入れるというふうに。

他のパーツはそこそこにして、この○をつけた部分にだけ意識を集中させて、覚える努力をして下さい。(「基礎は土と石」のように。)

別にどれに○を入れてもかまいません。「模倣」の「模」だと「木」でも「大」でも・・・、○をつけるものは自由です。自分が最も印象に残りそうなのを選んで下さい。

ただこれだけです。

このようにしてテスト対象の漢字に順に○をつけ、そこに意識を集中したあと、テストに臨んでみると、普段よりスラスラ漢字が出てくることが自覚できると思います。

なぜでしょうか。

あることを思い出したいけれど、なかなか出てこない。「もうそこまで出てきているんだけどな~。」という事がよくありますね。

こういう時、「ちょっとしたヒントで思い出した。」という経験が何度もあると思います。

この覚え方は、あやふやな記憶でも一カ所だけ出てきさえすれば、あとはズルズルと「記憶の引き出し」から引き出すことができるという原理を利用しています。

また、ちょっと変わった方法なので興味がわき、意味もなく何回もノートに書いて覚えるよりは、脳に印象を与えやすいように思います。

塾生で実験しましたが、おおむね記憶の引き出し具合いが良いようです。

あくまでも、ある程度出題が予想できるものにしか使えませんが、効果はあります。いろいろ工夫して試してみて下さい。


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