デパートや大きな薬局などでは化粧品売り場は大きなスペースを取って販売されています。
そこには当たり前のように販売員、いわゆる美容部員たちがたくさんいます。
そんな美容部員たちも、デパートで働けるものもいれば、同じ部員でも、マツキヨなどの大手薬局などで働かせられるものもいます。
デパートの場合は、各メーカー・ブランドごとにブースが分かれているのが、基本ですが、マツキヨやいろいろなメーカー・ブランドが一同に会している化粧品ショップでは、ブースが決まっていないことが多いため、お客様の取り合いになります。
基本的には、先にお客様に声をかけたものが勝ち。
デパートであれば、ブースが分かれているので、そんなに取り合いにはなりませんが、いろいろなメーカーが混在しているところや、狭いお店では取り合いになり
ます。
もし先に声をかけてお客様が反応してくれれば、その販売員が、優先的に販売できるという売り場の暗黙のルールがあります。
そして自分の派遣元のメーカー・ブランドの商品を販売できるように誘導します。
売り場でしつこいくらいに「何かお探しですか?」と声を、かけられるお店ほど、熾烈な戦いが繰り広げられているのです。
一人の美容部員に声をかけられたら、きっと他の美容部員たちも、横目であなたのことを見ているはずです。
またデパートの売り場では、同じメーカーやブランドのブース内でも、熾烈な販売合戦が繰り広げられています。
強烈なノルマというものは、ありませんが、一日の販売金額が一人一人カウントされています。
これも先ほどと同じように「先に声をかけた人が勝ち」でありますが、以前に声をかけたことがあったり、お得意様であれば、横取りが許されます。
以前に声をかけたことがあるか、ないかは、覚えることが売上を左右するのです。
私たちが普通に売り場を歩いていても、美容部員お得意の横目で、いつもあなたの動きを見ています。
そんなことも考慮してこれから売り場を見てみてください。
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