電車の車両記号から、車両の構造や設備を見分ける方法!

たとえば、10両編成の電車があったとします。
しかし、その10両の車両は、すべてが同じ車両ではありません。
モーターが付いている車両であったり、運転席のある車両であったり。
実は、これらの種類を簡単に見分ける方法があるのです。
このことにより、自分が乗る車両の構造や設備がわかります。
ただしその構造などがわかったからといって、特に得することはありませんが(笑)。
まず、車両に記載されている「車両記号」を見ます。
車両の側面に、「モハ」「クハ」など、意味不明な記号が書かれていると思います。
この記号から識別できます。

最初のカタカナは、車両の構造を表しています。
「モ」モーターのある車両です。
屋根の部分にはパンタグラフは付い
いて、電力を動力として、電車を動かしています。
「ク」運転席、車掌席のある車両です。
一番前や一番後ろの車両で、
よく見かけます。
「サ」モーターも、運転席も何もない、普通の車両です。
ただ引っ張
られているだけの車両です。
「クモ」モーターがあり、さらに運転席のある車両。
完璧です。

次のカタカナは、車両の設備や客席の種類を表しています。
「イ」グリーン車より、もっといい客席の車両。
今はほとんど使われ
ていません。
「ロ」グリーン車。
「ハ」普通車。
普段、目にする車両です。
「ニ」貨物車、荷物車
「ヤ」実験車両、点検車両
「ロネ」寝台列車の高級版。
「ハネ」寝台列車の普通版。

この2つのタイプのカタカナが連なって、車両に表記されています。
たとえば、「モハ」と書いてあれば、「モ」はモーター車両、「ハ」は普通車となり、モーターのある普通車という意味になります。
機会があれば、ぜひ車両記号を探してみて、好みの車両に乗ってみてください。


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