秋の運動会の季節には、お父さんが運動会のビデオ撮影をしなくてはならないことが多いようです。普段ビデオカメラを触ることはないお父さんでも、できるだけ良い映像を残しておきたいと考えられることと思います。
ここでは、事前準備などでできるだけ良い映像が撮れるようにするためのアドバイスを記載します。
事前準備が大切
運動会のビデオ撮影では、良い記録映像にできるかどうかということについては、事前の準備でほとんどが決まってしまうといってもよいでしょう。運動会の前日前にあらかじめ以下のような項目について確認しておきましょう。
事前準備する内容
・撮影可能な場所
(幼稚園などでは昨今の社会状況などのため、場所の制限があったり、許可がないと撮影できないことがあります。)
・校庭のレイアウト
・当日のプログラム
(お子様が出るプログラムの確認)
・撮影テープの本数
・ビデオカメラのバッテリーのチェックと、撮影持続時間の確認
・予備のバッテリ、充電可能な場所
・三脚の用意(可能な場合)
当日に気をつけること
上記のような事前の準備とともに、さらに当日以下のようなことに気をつけて撮影をするとよいでしょう。
・撮影時のキャップ
当たり前のことなのですが、案外取り忘れることが多いものです。撮影を始めようと思ったら真っ暗なために、カメラの故障かと思って何もせずに帰ってくる人というのは実は少なからずいます。当たり前のことを当たり前に注意する慎重さが必要です。
・グリップがきっちりと締まっているか?
撮影したビデオがみにくかったり、見てるだけで酔ってしまうようなビデオになってしまう理由の大きな理由は、カメラが固定してないことです。三脚が用意できて、問題なく使用できる場合は良いですが、幼稚園での撮影のばあいには、そうはいかないことが多いようです。そういった場合には、カメラを持つ手とカメラがしっかりと固定されているか、ということが安定した撮影ができるかどうかにかかわってきます。自分の手とカメラのグリップはしっかりと固定しておきましょう。また、カメラを持つ手をもう片方の手で支えながら撮影することで、手ぶれというのはかなりふせぐことができますので、無理して片方の手で撮影するのではなく、両手で撮影するくらいの気持ちで臨むのがよいでしょう。
・太陽の位置
お子さんをできるだけ正面から撮りたいと考えますが、やみくもに正面に回って撮影すればよいというものでもありません。撮影時の太陽の真向かいから撮影してしまうと、お子さんの顔が真っ黒になってしまったりすることがあります。これも当たり前のことですが、太陽は時間によって移動しますので、逆光にならないような角度を常に確認しながら、撮影をするというようなことも大事になります。
・余計な声が入っていないか
撮影に集中していると、案外そこで入ってしまう音声には無頓着になることがありますが、ビデオカメラのカメラマイクに周りの人のおしゃべりなどが入ってしまうと、そちらに気を取られてしまうような映像になってしまうケースがあります。あまり防ぎようがない部分ではありますが、できるだけ関係のない音声が入らないように気をつけましょう。
・お子さんの目印
運動会などの撮影では、背格好の同じようなお子さんが多く、いつもは自分の子供さんをしっかり撮影していても、運動会になるとどこにいるのかがわからない、ということがよくあります。そのため、何かしらお子さんについての目印を用意しておくとよいでしょう。
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