合唱コンクールがもう直前! 歌詞を覚えた。パートごとの音がとれた。二部合唱らしくなってきた。教室や音楽室での練習だけでなく、変化を持たせたい。そんなときに役立つやる気のでる練習方法の裏ワザ紹介。

(1) 自分たちの歌声をテープに録音して聴く。
「みんなの歌声を録音するよ。」というと、いつもよりも緊張しながらもいい声が出る。録音してみると、意外と上手だったり、上手と思っていたところがそうでもなかったりする。録音後鑑賞することで、教師がいろいろと指導するよりも自分達の課題がよく分かる。

(2) ビデオに撮って口の動きなどをチェックする。
(1)と同じように、教師が説明するよりもビデオで自分達の姿を見て、直す方法。自分達のビデオと、合唱団やNHK合唱コンクールのビデオなどと比較してもよい。

(3) 教室にひな壇をつくり、そこで歌う。
一段目は普通に立ち、二段目はいすの上に立ち、三段目は机の上に立つ。教室でもひな壇の上では普段と雰囲気が違う。また、友達との距離が近い分、音が取りやすい。教師は子ども一人一人顔がはっきりと見えるので、指導しやすい。

(4) 体育館や校庭で歌う。
教室や音楽室と違って広い。自分達の声が案外響いていないこと、小さいことに気づく。曲に慣れてきたころ、するとよい。広いので一人一人の間隔を開けさせて練習する。友達と距離があるので、「隣の友達に聞こえるように歌おう。」と指示すると、歌声が大きくなる。

(5) 誰かに(校長先生、他学年の子、保護者など)聴いてもらう。
校長先生などに事前に音楽の時間を知らせておいて、聴きにきていただく。感想などを言ってもらうとなおよい。

(6) 一人一人評価していく。(10点満点)
評価は、10点満点。曲を全部歌うと時間がかかるので、8~16小節の短い節で、テンポよく進めていく。短い節なので、1時間に一人2回ほど評価することができる。

二人一組で、全員の方を向かせて歌わせている。終わったところで点数を言う。合格点は8点以上としている。評価の観点は、歌声の大きさ(口の大きさ)、音程がとれているか、表情など。評価する前に、何を評価するのかを子どもに伝える。