何億年も前から存在するといわれるゴキブリ。こいつを家庭から完全駆除するのは、不可能に近いといえます。理由はいくつかあります。

まずこいつはハエや蚊のように、あまり人間の目に触れることはありません。活動は人が寝静まった夜中に、ちょくちょく動いています。

卵がいくつか入った卵鞘(らんしょう)と呼ばれる殻は頑丈で、どんな薬を使っても卵は死にません。さらに、幼虫は小さく、網戸や戸のすき間から家の中に入ってくるし、成虫は飛んだり泳いだりできるので、排水管からも入ってきます。

ゴキブリはものが乱雑に置かれた家を好み、物陰など住みかに適した場所に住みつくため、くん蒸剤やくん煙剤を使っても行き渡らないので、しぶとく生きていけるのです。

駆除にはまずゴキブリの住みかをみつけ、その周辺の物陰にゴキブリ用エアゾール殺虫剤をあらかじめ噴射しておけば、2週間程度効果が期待できます。あとは定期的に噴射すれば大量に住みつかれることはないそうです。

とはいえ、ゴキブリはエサと水分があれば生きていけます。

ゴキブリを寄せ付けないためには、整理整頓を心がけ、ゴミの始末や流し台を清潔に保つことが重要です。