自邸はリラックスできる空間でしょうか?そうでなければ、照明が原因かもしれません。あなたが不満に思う一つの部屋に一つのあかりという光環境は、あなた以外の人がつくったものです.しかし住まいはあなたとあなたの家族のものであり、最も居心地の良い住まいは、自分が最もよく知っているはずです。
では、なぜ不満だったりリラックス出来ないのでしょうか?それはただ、法規に従って取付けただけの照明が、空間を演出してくれないからかもしれません。
照明は照らし方により、直接照明と間接照明に大きく分けられます。直接照明は光を直接対象物に当てる方法で、間接照明は光を一度壁や天井に当て、そこからの反射で部屋を明るくするものです。
インテリアのムードを重視する最近の傾向では、ただ明るいだけの直接照明だけでなく、間接照明を上手に組み合わせた照明計画が取り入れられるようになってきました。
また、器具の種類によって、部屋全体をまんべんなく照らす全般照明と、 部分的に照らす局部照明に分けることもできます。
取り付け位置も天井のほか、壁面に取り付けるブラケットや、床や机上に置くスタンドなどがあり、組み合わせるとより効果的 な空間演出ができます。
このように、照明器具を上手に組み合わせてインテリアを引き立てるには、設計段階から建築やインテリアと同時進行で照明計画を立てる必要があります。特に、間接照明は内装材の反射率に大きく影響されるため、事前に十分な検討が必要です。
画一的な照明がエネルギーの浪費であることは、すでに証明されています。
個人の住まい方に最適化された光環境が次世代照明の新しいルールです。
これから何十年も住み続ける住まいです。あなたが自分であかり空間をデザインしてみませんか?
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