キャッチホン代を浮かす!

先日、友人と電話で話していると、突然相手が、「ちょっとスマン。すぐにかけ直すわ」と回線を切ってしまった。
どうせ車がトンネルにでも近づいたんだろうと。
2分ほどして再びそいつからコール。
「おう、すまんすまん」「お前、運転中は電話はやめといたほうがいいよ。
この前,、〇〇ちゃんがそれで事故ったから」「え、運転なんかしてないよ」「なんだ、トンネルと違ったのか。
じゃあなんで切ったの?」「ああ、電話がかかってきたから」おかしなことを言う奴だ。
キャッチなら回線を切らずに俺を待たせておけばいいのに。
「お前、キャッチなんか入っとの?」「違う違う、キャッチじゃなくて、さっきかかってきたんや」

何をわけのわからんことを言っているのか。
「他からかかってきたの、わかるの?」「なんだ、お前知らなかったの?」と、友人が説明してくれたところによれば、それはNTTドコモのキャッチホンサービスをタダで使うというものだった。

方法は、転送電話サービス(無料)に加入し、なおかつ転送先を設定しないでおくだけ。

こうすれば、たとえばAさんとの会話中に、Bさんから電話がかかってくると、プープーと小さな音が鳴るので(番号通知なら番号も表示される)、そこでAさんと通話をとの通話を切れば、すぐにBさんから呼び出し音が鳴るのだ。
これなら話中音でBさんをイラつかせることもないので、キャッチホンサービスを受けたも同然ということらしい。
ただ本来のキャッチホンと違い、Aさんに「ちょっと待って」と言って、また直ぐに戻ってくることはできないから回線を切るしかないのだそうだ。
「こんなの常識だよ」「ああ、なんかしゃべってるときに音が鳴るときはあったけどな。」
あれ、そういう意味だったのか。

でも俺、転送サービスなんか入ってないし・・」「いいんだよ別に、入らなくても」実はこの「転送電話サービスに加入して、かつ転送先を設定しない状態」というのは、留守番電話サービスに加入した状態と同じなのだそうだ。
だから留守電サービスを利用している僕にも、会話中にプープーと音が聞こえてくることがあったのだ。
まさか、それがキャッチホンの役割とは知らなかったから、通話を切ることがなかっただけのことで。
しかし、それにしてもセコイ節約をする奴だ。
「そんな大事な電話がかかってくるんだったら、キャッチホンサービスに入ったらいいじゃん。」
「アホ,月に300円払うほど大事な奴からはかかってこんわ。」
「なんだそれ」
「あ、すまん、またかけ直すわ」

こいつ、300円以下で俺より大事な奴何人いるんだ?


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