以下に挙げたのは新幹線の数あるトクトクきっぷのほんの一握りである。その他にも他のトクトクきっぷ組合せで1000種類以上にものぼる。目的地を決めてきっぷを検討するときに真っ先に「トクトク きっぷはないかな?」という思考を養うのもよいかもしれない。浮いたお金で郷土料理を堪能すれば心にも財布にもよい効果を生むことと思う。

・やまびこ朝トクきっぷ/あさひ朝トクきっぷ

ともに新幹線指定席(グリーン車用・自由席用もあり)が利用できる往復タイプのきっぷ。往路の乗車列車が早朝のやまびこ31号・やまびこ201号・あさひ301号・あさひ303号に限定される。復路は任意の やまびこ号・あさひ号・たにがわ号を利用できる。 往路列車限定のため格安で例えば、やまびこ朝トク きっぷでは東京~盛岡間往復は通常27680円だが、15000円でOK、あさひ朝トクきっぷでは東京~新潟 間往復は通常19520円だが10800円でOKとなる。まさに早起きは三文のトクということだ。ただし、往路列車に乗り遅れた場合は往路部分が全てパーになってしまうので要注意。

・こまち往復割引きっぷ

首都圏~秋田周辺(逆方向もあり)を秋田新幹線「こまち」普通車指定席で往復できる。発地は東京都 区内のほか、横浜・川口~大宮・八王子~西国分寺・千葉~市川と多彩。例えば東京~八郎潟は通常 32260円のところを28140円ですむ。

・はつかり&新幹線往復きっぷ

函館~東京を特急「はつかり」と東北新幹線(ともに普通車指定席)で往復できるきっぷ。逆方向は ない。通常39920円もかかるが、このきっぷだと26500円と、1万円以上おトク。東京で1泊してもお釣り がくるほどだ。

・東京マイティ往復割引乗車券

青森県から東京へ特急および新幹線の普通車指定席あるいは寝台特急B寝台を利用して往復できる きっぷ。個室寝台は利用不可。在来線特急ではグリーン車も乗れてしまう。有効期間は7日間。例えば弘前からだと通常45920円(新幹線利用)なのに、29460円でOK。

・ドリーム&新幹線

JRの夜行高速バス「ドリーム号」と東海道新幹線自由席を組み合わせて利用できるきっぷ。6日間有 効で往路はバスで帰路は新幹線。逆は不可。東京からだと名古屋・京都・大阪に設定されている。東京 駅発のドリーム号のみ有効(新宿発は不可)。例えば東京~京都の新幹線自由席往復は25420円、ドリーム 号と新幹線を別々に買うと20890円だが、このきっぷだと18960円でOK。

・新幹線京都割引きっぷ

東北や九州から京都へ新幹線の普通車指定席で往復できるきっぷ。有効期間は7日間。東北では仙台・ 山形・福島・郡山・会津若松、九州では北九州市内・福岡市内から設定されている。例えば仙台(博多) ~京都は通常42160円(30420円)だが、34400円(25700円)で往復できてしまう。

・京の遊々きっぷ

JR東海の主要駅から京都までの往復新幹線のきっぷと、京都市内のバス、地下鉄1日乗車券である 「京都観光乗車券カード」をセットにしたきっぷ。「のぞみ指定席」用、「ひかり・こだま指定席」 用、「ひかり・こだま自由席」用と「こだまグリーン車」用とがある。一例を挙げると東京~京都の通 常「ひかり」指定席往復+京都観光1日乗車券は合計27640円だが、「ひかり・こだま指定席用」だと 26500円でなおかついちいち買わなくても済む。

・九州ファミリーきっぷ

JR九州内を家族で旅行する際に断然おトクな割引きっぷ。大人1人分の乗車券・特急券でこども2人 までの無料で特急普通車指定席に乗れる。盆正月に関係なく通年使えるのも魅力。片道101km以上を特急 の普通車指定席を大人とこどもが一緒に利用するのが条件。有効期間は7日間。

・九州往復割引きっぷ

首都圏・名古屋・京都から九州各地へ新幹線(のぞみは不可)・寝台特急(B寝台)を利用して往復できる きっぷ。往路と復路の新幹線・寝台の組み合わせによりねだんが異なる。 例えば東京~博多の場合、

往路  復路 通常 ねだん
新幹線 新幹線 40740円 39080円
新幹線 寝台特急 41910円 35360円
寝台特急 新幹線 41910円 35360円
寝台特急 寝台特急 43080円 31640円

のようになっている。往復寝台利用の場合は割引率がかなり高い。有効期間は7日~14日 ・新幹線福岡割引きっぷ  京都・大阪から新幹線普通車指定席(のぞみは不可)を使って福岡市内まで往復できるきっぷ。例えば 京都(大阪)~博多の往復は通常30420円(29180円)だが、25700円(25380円)でOKだ。有効期間は7日間。